2025.02.26

派遣会社の面接、何を見られてる?顔合わせでのポイントを紹介


派遣社員として働く前には、企業との「顔合わせ」という場があります。
これは、企業と派遣社員のミスマッチを防ぐための面談であり、仕事内容や職場環境を確認する目的があります。
しかし、実際には「ほぼ面接のような雰囲気になることもある」ため、事前の準備が大切。

「何を聞かれるのか分からなくて不安」という方へ向けて、本記事では顔合わせのポイントやよくある質問などを解説します。
特に製造業・工場系への応募を考えている方に役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

派遣社員でも面接はある?

「派遣社員への面接は禁止」、そんな話を聞いたことがある方も多いはず。
まずは、派遣社員として働く際の面接(顔合わせ)について説明します。

派遣社員の面接(顔合わせ)はなぜ行われる?

派遣社員は、派遣会社と雇用契約を結んだうえで、派遣先の企業で働きます。
企業側は、紹介予定派遣を除いて、派遣社員を直接的に「選考」することはできません(※労働者派遣法第26条6項)。
しかし、実際には業務内容や勤務条件の確認のために「顔合わせ」という形での面談が行われるのが一般的です。
企業にとっては「この人が自社の業務に適しているか?」を見極める場であり、派遣社員にとっては「職場環境が自分に合っているか?」を確認する場でもあります。

参照元:e-GOV法令検索│労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律

顔合わせの内容とは?

顔合わせでは、以下のような内容が話し合われることが一般的です。

・業務内容の説明(具体的にどんな仕事をするのか)
・職場環境の確認(どんな雰囲気の職場なのか)
・勤務条件の確認(勤務時間やシフトなど)
・派遣社員のスキルや経験の確認(業務に適しているか)

企業によっては、ほぼ形式的な確認だけで終わる場合もあれば、実質的には「面接」に近い雰囲気になることもあります。
そのため、あらかじめ回答の準備をしておくことが大切です。

顔合わせのポイント

顔合わせでは第一印象が大切。身だしなみや話し方、マナーを意識して臨みましょう。

服装はスーツかオフィスカジュアル

顔合わせでの服装は、スーツまたはオフィスカジュアルが基本です。
製造業や工場では私服OKの場合もありますが、その際でも清潔感のある服装を心掛けましょう。
迷った場合は、派遣会社の担当者に相談すると確実です。

【服装選びのポイント】
・スーツの場合 → シンプルな色を選び、派手なネクタイやアクセサリーは避ける
・オフィスカジュアルの場合 → 清潔感のあるシャツやジャケットを着用(Tシャツやデニムは避ける)
・靴やバッグ → スニーカーや派手なバッグではなく、ビジネス向きのものを選ぶ

好印象を与える話し方を心掛ける

顔合わせでは、スキルや経験だけでなく、話し方や態度も見られます。
企業の担当者が「この人と一緒に働きたい」と思えるような話し方を意識しましょう。
また、質問されたときに答えが思い浮かばない場合は、無理に話す必要はありません。
「少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか?」など、落ち着いた対応を見せましょう。

【NGな話し方】
・「えーっと…」と考えながら話す → 自信がない印象を与える
・相手の目を見ない → 落ち着いて視線を合わせながら話すと誠実な印象に
・早口、小声で話す → 聞き取りにくくなるので、ゆっくりとしたペースを意識

【好印象を与える話し方】
・結論から話す → ダラダラ話さずに、要点を簡潔に伝える
・笑顔を意識する → 表情が硬いと緊張感が伝わるので、柔らかい表情を心がける
・ハキハキとした口調 → 小声にならず、明るくハキハキと話す

マナーを意識する

派遣の顔合わせでは、特に「ビジネスマナー」が重視されます。
基本的な礼儀や態度で好印象を与えれば、スキル不足をカバーできることもあります。
緊張していても、落ち着いた振る舞いを心がけましょう。

【マナーのポイント】
・入室時の挨拶を忘れずに
入室時に「本日はお時間をいただき、ありがとうございます」と一言添えると好印象。
退出時も「本日はありがとうございました」とお礼を述べる。

・椅子に座るタイミングに気をつける
企業担当者が「どうぞ」と促してから座る。
勝手に座ると失礼な印象を与えることも。

・適度な相槌を入れる
「はい」「そうですね」など相槌を打つと、話をきちんと聞いている印象になる。
ただし、相槌の打ちすぎには注意(自然な範囲で)

・スマートフォンの通知はオフにする
面談中にスマホの通知が鳴ると、印象が悪くなるので要注意。
カバンの中にしまい、バイブも切っておく。

顔合わせで聞かれること

製造業や工場系の派遣社員の顔合わせでは、これまでの経験やスキル、勤務条件の確認が中心になります。
また、体力的に問題なく働けるか、安全管理を守れるかなども見られるポイントです。
事前にどのような質問があるのか把握し、適切な受け答えができるように準備しておきましょう。

自己紹介

最初に求められるのが「自己紹介」です。
簡単な挨拶とともに、自身の職歴や経験を簡潔に伝えましょう。

【自己紹介の例】
○○と申します。これまでは別の業界で働いていましたが、モノづくりに興味があり、製造業に挑戦したいと考えています。
体力には自信があり、細かい作業も得意なので、一つ一つの作業を丁寧にこなしていきたいと思います。
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

【ポイント】
・簡潔にまとめる(30秒~1分程度) → 長々と話さず、要点だけ伝える
・経験を簡単に盛り込む → 「○○をしていました」「△△のスキルがあります」など
・最後に「よろしくお願いいたします」と添える → 締めの一言を忘れずに

【NGな例】
・だらだらと話しすぎて、結論が見えない
・緊張しすぎて、声が小さく聞こえない

職歴やスキルについて

企業側が最も重視するのが「派遣社員のスキルや経験が、業務内容に適しているか?」という点です。
そのため、これまでの職歴や経験について詳しく聞かれることがあります。

【よく聞かれる質問例】
・これまでどんな仕事をしていましたか?
・工場での勤務経験はありますか?
・どんなスキルを持っていますか?

【回答のポイント】
・経験者は「どんな作業をしていたか」「どんな機械を扱っていたか」を具体的に伝える
・未経験者は「コツコツ続けるのが得意」「体力に自信がある」などを強調する
・フォークリフトやクレーンの資格があれば積極的にアピールする

就業条件について

製造業・工場系の仕事では、勤務時間や残業、シフトの可否などの確認が行われることが一般的です。
体力を使う仕事が多いため、長時間勤務が可能かどうかもチェックされます。

【よく聞かれる質問例】
・シフト勤務(早番・遅番・夜勤)に対応できますか?
・立ち仕事が多いですが、大丈夫ですか?

【回答のポイント】
・無理な条件は正直に伝えてOK(夜勤NGなら「夜勤は難しい」と伝える)
・「できる範囲で対応可能」と柔軟な姿勢を見せるのも良い
・体力や健康面の自己管理ができることをアピールするのもポイント

志望理由(紹介予定派遣)

紹介予定派遣は、一定期間(最長6ヶ月)派遣社員として働いた後、企業と本人の双方が合意すれば「直接雇用」に切り替わります。
必ず正社員になれるわけではなく、企業によっては契約社員やアルバイトとしての採用になることもあります。
そのため、顔合わせでは企業が「この人を直接雇用してもOKか?」を判断するための質問が増えます。
通常の派遣と違い、「なぜこの企業で働きたいのか?」という志望理由を問われるため、できるだけ具体的な動機を準備しておきましょう。

【よく聞かれる質問例】
・なぜこの工場を希望しましたか?
・製造業の仕事に興味を持った理由は?
・将来的にどんなキャリアを考えていますか?

【回答のポイント】
・企業の業務内容に触れながら答える(「貴社の○○に興味があり…」など)
・「経験を活かしたい」「成長したい」といった前向きな姿勢を示す
・未経験の場合は「モノづくりに興味がある」「コツコツ作業が得意」などを強調

答えなくて良い質問もある

派遣や正社員といった雇用形態に関わらず、企業から応募者に対して「聞いてはいけない質問」があります。
具体的には、以下のような「本人に責任のない事項」や「本来自由であるべき事項」は、質問してはいけません。

・本籍や出生地に関すること
・家族(家族構成や家族の仕事など)に関すること
・宗教や支持政党に関すること
・尊敬する人物や愛読書など、思想につながること

これは、労働者のプライバシーを守るためであり、業務に関係のない個人的なことを理由に採用・不採用が決定されないようにするためです。
しかし、実際には軽い雑談の流れで悪気なく聞かれることもあるかもしれません。
その場合は無理に答える必要はなく、やんわりとかわすのが良いでしょう。
また、顔合わせには応募者・派遣会社の担当者・企業の担当者の3者が同席するのが一般的。
派遣会社の担当者は、企業が不適切な質問をしないように見守る役割も持っています。
万が一こうした質問が出た場合、「業務に関係のない話は控えさせていただいております。」といった形でフォローしてくれることが多いです。

参照元:厚生労働省│公正な採用選考の基本

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まとめ

派遣社員の顔合わせは、企業と派遣社員のミスマッチを防ぐための場ですが、実質的には面接のような形になることもあります。
そのため、服装や話し方、マナーを整え、事前準備をしっかり行うことが大切です。
また、顔合わせでは業務内容や就業条件が確認されるだけでなく、企業側からの質問に答える場面も。
「どんな質問をされるのか?」「どう答えればいいのか?」をあらかじめ想定して、落ち着いて対応しましょう。

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